食育推進全国大会、富山に大集合23,000人!

毎年6月は「食育月間」として、食育推進のための全国大会が開かれます。
2006年第1回の大阪府から全国各地を持ち回りで開かれ、18回目となった今年は、富山で開催。
6月24(土)・25(日)の二日間、「食育推進全国大会 in とやま」として、盛大に開かれました。
主催は、農林水産省、富山県、実行委員会などで、県内外の食育推進団体、農水産業などの出展団体に、群羊社も展示メンバーとして参加しました。

来場者数は二日間で約23,000人を超えるにぎわい。
一般参加者で目立ったのは、幼児などの親子連れのグループ。テレビで人気の「ドラえもん」ショーや「さかなクン」がゲストのトークショーもあって、にぎやかな舞台から、子どもたちの大歓声が会場にこだましました。
会場では展示のほか、食育セミナー、食育ワークショップ、農林水産業体験イベント、クッキングステージなど盛りだくさんの企画オンパレードで盛り上がりました。

群羊社ブースでは、『土の教え-「土」を知れば、「食」がもっと面白くなる!』が新刊デビュー

今回の食育推進全国大会のテーマに、「食で心も体も幸せに とやまから広げるウェルビーイング」とありました。
最近注目されているウェルビーイング(肉体的にも、精神的にも、社会的にも、すべてが満たされた状態にあること)という人間関係、環境、多様性重視の考え方に新鮮味を感じました。

群羊社のブースも「だれでも、簡単に、楽しく!エンターテインメント型食育教材」と位置づけ、教材展示などをプランニング、新刊『土の教え』(地球編・日本編)もデビューし、記念すべき大会になりました。

新刊の副題である『「土」を知れば、「食」がもっと面白くなる!』の横断幕を飾り付け、新刊を立ち読みしたり、人気の「実物大・そのまんま料理カードシリーズ」の一人1枚プレゼントコーナーでは子どもたちがお気に入りのカードを探したりと、終始大勢の人でにぎわいました。

土壌はまさに「食(命)の要」だと気づき、専門家のお知恵もたくさんいただきながら、ようやく発刊にたどり着けました。
地球温暖化や食糧危機も叫ばれる時代にあって、「土」を知らないで生きていくことはかなりリスキーです。
まして「食」を語る人たちにとって、その原点である「土」を理解することで、より一層「食」が面白くなる!と確信して、本書の副題といたしました。

新刊『土の教え』(地球編・日本編)の企画・進行・執筆(共著)を進めてきた藤原勝子(食生活ジャーナリスト)からの新刊デビューの一言です。

そして、富山から帰った次の日から、続巻作りがスタートしました。

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