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フランス味覚週間とマカロン

 私の大・大・大好きなフランスでは、10月の第3週を「味覚週間」として、1990年から毎年さまざまな活動・イベントを全国的に展開しているという。例えば、シェフたちが小学校を訪れてボランティアで「味覚の授業」を行ったり、地域の特産物(ワイン、チーズなど)を見直すためのイベント活動などが行われているそうだ。食事の簡便化、ファストフードの普及を懸念し、自国の食文化、伝統の味を守っていこうと始まった活動のようである。
この「味覚週間」に以前から関心があったので、急きょ思い立って10月12日から17日にかけてパリへ行くことにした。きっと至るところで大々的に味覚週間のイベントが繰り広げられているだろうと勝手に想像を膨らませて、きちんと下調べもせずに軽い気持ちで旅立った。結果は、収穫ゼロ。きっとどこかで行われていたのだろうが、フランス語がわからない時点でGAME OVER。すぐさま美術館・古城巡りに切り替えて、観光を楽しんできた。ホームページをご覧の皆様に報告できるようなトピックスが得られなくて残念である。ただ、今回、街を散策していて驚かされたのは、ファストフード店の急増だ。ターミナル駅周辺、繁華街、郊外の国道沿い…至るところで「M」や「Q」のファストフード店を目にした。昨年はこんなにあっただろうか?

LADUREE(パリのカフェ) 長年、味覚教育の提案・指導を行ってきたジャック・ピュイゼ氏によれば、「五感(視覚・嗅覚・聴覚・触覚・味覚)を活用して、食べ物を味わう楽しさを知ることが大切」。パリにはおいしいものがいっぱい!(おいしくないものもあるが。)私もこの「味覚週間」にちなんで、五感をフル活用しながら、1日3回の食事とお茶タイムをゆっくり楽しんできた。
 パリに行くと、いつも吸い寄せられるように足を運んでしまうカフェ、LADURE。目移りするほどたくさんの種類のケーキ、チョコレート、パンなどが並んでいるが、なかでも絶品なのは「マカロン(MACARON)」。マカロンは代表的なフランス菓子の一つで、細かく砕いたアーモンド(またはココナッツ、ピーナッツ?)に砂糖と泡立てた卵白を混ぜてオーブンで丸く焼いたもの。バタークリームやジャムがはさんであるものが多い。LADUREEのマカロンは、レギュラーサイズ(直径7cm?)とプティサイズ(直径4cm?)がある。その日並んでいたプティマカロンは14種類。嬉しさのあまり全種類を買った。しかし、フランス語が読めないので、何の味なのかわからない。五感をフル活用させるチャンスである!まずは色を、次に香りを、そして味を…。五感を駆使して判別した結果、私の五感に狂いがなければ、たぶんその14種類は、レモン、バニラ、ミント、フランボワーズ、キャラメル、ピスタチオ、ブルーベリー、チェリー、チョコレート、ココア、コーヒー、マロン、ローズ、ヘーゼルナッツのはず(私の好きなランキング順)。今回、お気に入りのカシスがなかったのが残念である。
 さらに今回は、LADUREEでもう一つ、絶品のお菓子を見つけた。たっぷりのカスタードクリーム・生クリーム・フランボワーズがサンドされたシュークリームのようなお菓子である(フランス語名がわからない)。夕食後はホテルに戻ってゆっくりデザートでも楽しもうと思い、購入。しかし、レストランで隣に座っていたフランス人と話が盛り上がってしまい、結局このお菓子を食べたのは、買ってから7時間後のこと(その間ずっと常温保存)。生クリームがあやしい感じに分離気味だったが(!)、あまりのおいしさに全部食べてしまった!(真夜中2時すぎのこと。不気味な光景かも。)買ってすぐに食べていたら、マカロンに匹敵するほどおいしかったはず。
 パリへ行ったら、ぜひLADUREEへ。「4種のプティマカロンとアイスの盛り合わせ」も超〜おすすめ!
(編集部)ひらやまひろみ
■LADUREE
・16,rue Royale 75008 Paris
Tel:01 42 60 21 79
(マドレーヌ寺院の近く)

・75,avenue des Champs-Elysees 75008 Paris
Tel:01 40 75 08 75
(シャンゼリゼ通り沿い)

※この他にもパリに2店舗ある
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