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| 料理書のエネルギー計算の舞台裏 | ||||||||
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| 輸入品や加工品については成分や原料が不明のものもあります。原産国の食品成分表で調べたり、似た食品の成分で代用したりします。 このようにさまざまな条件を組み込みながらエネルギー計算を行うので、専門の知識が必要です。出版界では、エネルギー計算専門の人もいます。それでも料理本にあるエネルギー表示と実際に口にする食べ物とではかなりの違いが生じるのはやむを得ないことです。 さらに、料理書のエネルギー表示は、食べられるものはすべて食べたものとして計算してありますが、実際には食べ残しもあり、蒸発量、器に残った煮汁・ドレッシング・ソースやタレなど口に入らない物もあります。 このようなエネルギー計算の現実を考えると、10kcalや20kcalに一喜一憂するのは意味があるとは思えません。あくまで表示は目安と考えるべきです。それでも目安はないよりあったほうが断然トクです。大切なことは、食事全体のバランスや適量を考えることです。栄養素のこまかい数値にこだわるよりも主食・主菜・副菜がそろっているかどうか、食事全体をチェックすることがベターです。 また、エネルギーを気にするあまり、ダイエット本などで、「天ぷらやカツは衣を残す」「ギョーザは皮を残す」「めん類はつゆを残す」といったアドバイスが時々見受けられますが、天ぷらから衣を残したら天ぷらではありません。めんとつゆは一心同体です。このような食文化を否定してまで無理に食べるより、ほかの料理を選ぶことが賢明と思います。 (ふ) |
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