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群羊社のまかない食 タイカレー
私たちの昼食は、社長を筆頭に手作りお弁当派。弁当だと1日2品は料理を作る。食材ともレシピとも向き合うのでトレンドや、読者の課題が見つかるので仕事のトレーニングに効果バツグンと、社長。特筆すべきものは、おかずが必ず3〜4品入っている社長の“ちょっぴりごちそう”弁当。奥様の分も作っているというから驚きだ。何層にも美しく巻き上げた「具だくさんのふわふわだし巻き卵」や「手作りたれ付きのニラや桜エビのジョン」など…いつもご機嫌な笑みを浮かべながら、嬉しそうに、おいしそうに、私の向かいの席で食べている。
社長特製グリーンカレー
 異常な猛暑が続き、だれもが夏バテ気味だったある日。テーブルに登場した社長のお弁当は、なんと「冷やし中華」だった!お弁当箱には、超大ざっぱに切られた錦糸卵をはじめ、ハムのせん切り、きゅうりのせん切りなどがたっぷり詰められている。紅生姜やごま、ねりがらしなどのトッピング、挙げ句の果てにはロックアイスまでしっかり用意。めんは袋のまま持参し、会社のキッチンでパパッとゆで、あとは盛りつけるだけ。
 私たち全員の羨望のまなざしがとても痛かったのだろうか…その翌々日、社長はタイのグリーンカレーの材料を持って会社にあらわれた。タイのなす(小ぶりで皮がグリーン色)、こぶみかんの葉、ふくろたけ、青とうがらし、ココナッツミルク、ナンプラーなど…みんなの分も考慮して、たくさんの材料を買い込んできた。その日1日、タイカレーの独特の香りが部屋じゅうに漂う事態になってしまったが、社長、あのときは本当にごちそうさまでした!!

とにかく社長のお弁当作りへの情熱は誰も止めることができない。ひょっとしたら、近い将来、群羊社の待遇条件に「社長のまかない食つき」が新たに加わるかもしれない…!?(平山裕美)
藤原が天ぷらを揚げている
いただいたコシアブラはすぐ天ぷらで食べる(ヤマグルミ、ホタカポッポの芽ともいって、うまいのなんの)
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「そのまんま料理カード」と特許出願!
 「そのまんま料理カード」には登録商標と特許出願という表示がしてあります。「そのまんま料理カード」という商品名は登録され、商標法という法律で保護されています。
 一方、特許とか実用新案は、創作(=考案)を保護するものです。考案のうち高度なものを発明といい、発明によって生じる財産的価値を保護するものが特許権で、特許出願の日から20年間有効です。実用新案は、出願から6年間有効で(平成17年からは10年間に)、審査も行われず登録されます。
 特許権や実用新案権は、形のない「無体物」の開発者(アイデアパースン、作家)を保護するもので知的財産権(知的所有権ともいう)の一部です。知的財産権には、特許や実用新案権のほか、著作権・出版権・著作隣接権(著作権法)、商標権(商標法)、意匠権(意匠法)、工業的財産権(商号権、半導体に関する回路配置利用権、植物の新品種に関する育成者権)などがあります。

 特許は出願からいくつかのプロセスを経て登録に至るのですが、その過程で類似の発明が出願されていないか審査が行われます。申請者はどこが「高度な考案」なのかを特許庁相手に弁明しなければなりません。「そのまんま料理カード」の審査では群羊社サイドの主張は次のようなものでした。これは、そのまま「そのまんま料理カード」の特徴を表しているのでご紹介しましょう。
(1)「実物大」の料理カード
 既存のカード類には見られない、全く異なった新しいアイデアです。縮小写真に縮尺の物差しを付けたり、イラストで表現する手法も、面倒で、理屈でわかるだけで実感がわきません。きれいでおいしそうで、実物大の本物そっくりのカードが目の前にひろがるからこそ、その迫力に刺激され、楽しみながら学習できます。そのため教育効果もバツグンです。
 健康の維持・増進のための「望ましい食事(献立)の必須条件」は、「適量」と「栄養バランス」です。特に食事量に過不足があると肥満や生活習慣病の原因になったりしますから、食事の「適量」を覚えたり「量」とエネルギーの関係を覚えることはきわめて大切です。その教材としても「実物大の料理写真」なら理性と感性両面から理解することができ、特に、生涯の健康のために「食育」が重要といわれる幼児期や学童期の子どもたちにとっては、望ましい食事の量や組み合わせ方が「一目で」わかります。
(2)「くりぬき型」の料理カード 
 料理写真に、材料・作り方・応用ヒントなどの情報を付加した料理カードは、製本をしないでケースなどに収納するタイプの料理書として、昔からありました。「そのまんま料理カード」はこれらの既存のカードと違って、実物大の料理や器の形にくり抜いてあります。くり抜くことによって、より本物そっくりとなり、利用者は楽しく活用できます。また、トレーやランチョンマットの上やバイキング方式でカードを選んで組み合わせたりするシミュレーションが楽しく展開でき、評価や改善サポートも簡単にできるので、効果的な栄養教育ができます。
(3)「組み合わせが自由自在にできる」システム
「そのまんま料理カード」は、単なるレシピカードではなく、「適量」と「バランス」をキープするにはどう組み合わせればよいかという重要な課題に、必要十分に応えたシステムを内蔵しています。
 基本システムとして、組み合わせる個々の料理カードの分類には主食・主菜・副菜・もう一品というカテゴリーをもうけました。このシステムは、昔ながらの「一汁三菜」の献立パターンに、足立己幸教授らの長年にわたる研究成果である「料理選択型栄養教育」など、現代栄養学の新しい知見を加味したもので、従来型の栄養素(食材)選択型栄養教育の発想による料理分類とは大きく異なります。
(4)オモテ面は実物大料理写真だけ。文字情報をウラ面に隠したこと。
 教材開発者の足立己幸教授のアイデアで、カードのオモテ面には文字情報を一切入れないで、実物大+くりぬき型の料理写真だけにしたことによって、この教材にゲーム性やクイズ、ままごとなどと似かよった「楽しさ」機能が加わりました。料理写真を見るだけで、主食・主菜・副菜の分類、料理名、材料、エネルギーなどを推理するといったゲーム感覚が得られ、楽しく活用できます。楽しいということは学習効果も大きく違ってきます。子どもや高齢者、男性など、日頃食事作りにあまり参加しない人でも、このカードを活用すると、楽しく学習できるので、食生活改善などへのモチベーションも高まります。国際学院埼玉短期大学助教授の高橋千恵子先生の研究でも、教育効果が著しく高いことが報告されています。
実物大カードの食卓
(5)持ち運びしやすい「紙製」で、便利な収納ケース
 「そのまんま料理カード」のように、実物大の食材や料理で、ほんものそっくりの教材として、「立体のフードモデル」が昔からあり、普及しています。しかし、立体モデルであるため、高価で重くて持ち運びも不便なことが難点で、組み合わせも自由自在というわけにはいきません。「そのまんま料理カード」は、このフードモデルの欠点を克服し、持ち運びや収納が簡単にできるようになった点も画期的で、利用者から高く評価されています。
(藤原)
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