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食の仕事人 100番勝負 vol.2 |
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| “食を通じて、故郷のよさを伝えたい” 〜音羽和紀シェフが贈る子どもたちへのメッセージ〜 |
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子どもたちに望むのは、単なる調理技術の向上ではなく、食を通じて地元のよさを知ってもらい、故郷を誇りに思ってほしい。そして何よりも家族や仲間たちと『楽しさ』を共有してほしいですね」 |
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| なぜ、音羽シェフの料理に「あたたかさ」「安らぎ」を感じるのだろうか?そう思うのは、きっと私だけではない。 「料理界のレオナルド・ダ・ヴィンチ」と異名をとる20世紀のフランス料理界を代表する三つ星シェフ、故アラン・シャペル(1990年急逝)に日本人として初めて師事した音羽シェフ。「その土地の食材を見極め、それぞれの地域の料理に生かしきる」というアラン・シャペルの教えを受け継ぎ、「故郷のよさや故郷の食文化を見つめ直したい」と、1981年、地元・宇都宮にフランス料理店「オーベルジュ」をオープン。今でこそ“地産地消”という考え方は広く普及したが、音羽シェフ
その思いは“料理”にだけ表現されているのではない。食の仕事に携わる一人として子どもたちの心身の健康を脅かす近年の食生活・食環境の変化を見過ごすことができず、今よりもっと楽しくあたたかい食空間・食環境をつくっていきたいという思いから、15年前より親子料理教室の開催、地場産物を生かしたメニュー開発、県内外各地での講演会といった地域活動にも意欲的だ。 最近は小学校の授業にも協力しているとのことで、昨年10月8日、栃木県芳賀郡市貝町立市貝小学校での授業を取材させていただいた。57人の6年生たちが、“地元の食材”を生かして、フランス料理のフルコースをつくるというもの。5グループに分かれ、総勢100人分の料理づくりに挑戦。完成した料理は6年生がつくったとは思えないほどの出来! 子どもたちはもとよりシェフの生き生きとした表情が忘れられないほどステキだった。 私が生まれて初めてフランス料理に出会ったのは、宇都宮に通学していた高校時代。そのお店が“オーベルジュ”だったとは、なんて光栄なことだろう! ★「オーベルジュ」 |